官能的な女であれ

みなさん、こんにちは。
セラピストあくあです。

ご訪問くださりありがとうございます♡

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数週間前にクリムトの絵画から
インスピレーションを受け、
『エロスとタナトス』と題して
記事をアップさせていただきました。

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エロスとタナトス →コチラ

実はちょっぴり語り足りない気分で。
けれどこれは控えておこう。
なんて思っていたのだけれど、
先日彼のドキュメンタリー映画を見て、
やっぱりもう少しお伝えしたくなりました。

今回はクリムトの絵画に見る
「女の官能」をテーマに
書いていきたいと思います。

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エロティシズムと真実の鏡

クリムト ユディト セラピー

グスタフ・クリムトといえば、
金箔を施した装飾性の高い
女性の肖像画が特徴的です。

そこはかとなく東洋の雰囲気を感じさせる
金箔を塗りこめたテキスタイルに、
やわらかなタッチで描かれた
女の姿が美しく映える。

その表情がなんともエロい…♡

なんだか見てはいけないものを
見てしまったような
そんな気持ちにさせられます。

女を愛し、ひたすら女を描きつづけたクリムト。
独特の画風にエロティシズムを追求した
スキャンダラスな作品群に一貫して漂う
「エロスとタナトス」という思想は、
世紀末ウィーンの人々に
かなりの衝撃を与えたようです。

クリムト 裸の真実 セラピー

これはクリムトの
『ヌーダ・ヴェリタス<裸の真実>』
という作品です。

こちらをまっすぐに見つめる
裸の女の足下には、
セックスを暗喩する黒いヘビと
精子を暗喩するタンポポの綿毛。

そして彼女が持っているのは
「真実の手鏡」。

この絵を見ていると、
自分のなかの女性性に
意識を向けざるをえなくなります。

実物は2メートル以上の縦長のキャンバスで、
人物自体は私とほぼ同じサイズ感。
そのせいもあってか、
美術館で初めて真正面から対峙したとき
すごくドキドキしたんですよね。

私は大切な人と向きあうとき
真実を語ろうとしているし、
自分なりの真善美というものをもって
接しているつもりだけれど、

果たして本当にそこに嘘はないだろうか?
都合よく歪めたりしていないだろうか?

そんな自問自答をしながら、
身の引き締まる思いがしました。

あなたはこの絵を見て
どんなことを感じますか?

心から愛する人と結ばれたときに

クリムトの描く女たちは
半開きの唇も瞼も、
紅潮した頰も白い指先も、
とてもリアルで生々しい。

けれど、それを包み込む装飾は
幻想的な雰囲気が漂っていて、
その対比がなんとも絶妙で、
女たちの表情には少しも
下品さが感じられないんですね。

だからこそ女性の私から見ても
彼女たちの色気はとても魅力的に映るし、
憧れすら抱いてしまうのです。

女の官能的な表情というのは、
女性性のエネルギーが
もっとも高まったときに表れるもの。

女性性とは、
「母性」とか「包容力」に象徴される
受容のエネルギーなのですが、
女性の「色気」というのもやはり
他者からの愛を受け取って
初めて生まれるものなんですよね。

ダナエ 官能 セラピー

こちらはクリムトの『ダナエ』という作品です。

今回の美術展では残念ながら
実物を見ることはできなかったけれど、
これは私の好きなクリムト作品のひとつ。

実は以前、パートナーの行きつけのバーに
連れていってもらったとき、
この絵のレプリカが壁に飾られていて、
私はもうすっかり心を奪われてしまったんです。

そこは若者たちが酔ってダーツを楽しんでいる
とても賑やかなお店なのだけれど、
ダナエはそんな喧騒とはまるで別世界の
静謐のなかでそっと目を閉じていた。

あとから知ったのだけれど、
『ダナエ』はギリシャ神話を
モチーフとした絵画なんです。

<ギリシャ神話『ダナエ』の物語>

ダナエは、アルゴスの王アクリシオスのひとり娘。

あるとき「おまえは孫に殺される」
という予言を受けたアクリシオスは
孫が生まれることを恐れ、
ダナエに貞操を守らせるため、
男といっさい関係を持たないように
彼女を青銅の扉のついた塔に
閉じ込めてしまいます。

しかしダナエはとても美しく、
神ゼウスはそんな彼女の姿に魅了されます。

頑丈な扉の向こうにいるダナエに
どうしても会いたい。
その肌にふれたい。

想いを止められないゼウスはある夜、
黄金の雨に姿を変えて
ダナエのもとへ舞い降ります。

そしてその閉ざされた部屋のなかで
ふたりは交わったのでした。

ダナエの脚のあいだに降り注ぐ黄金の雨は、
彼女に恋こがれるあまり
姿を変えた神ゼウスだったんですね。

この絵のダナエが
神と交わったまさにその瞬間の姿
だったなんて、
初めて知ったときは衝撃を受けました。

神に愛された女というのは、
こんなにも官能的な顔をするんですね。

愛する人が自分のことを
深く深く愛してくれて、
時間とか距離とか
物理的な障害なんてものともせず
黄金の雨になって会いにきてくれたら。

これ以上の幸せってきっとないなあ・・・

『ダナエ』を見つめながら
そんなことを思っていたら、
子宮のあたりが
きゅうっと熱くなりました。

あなたに心から愛する人がいて、
なかなか会えない環境であるなら、
共感してもらえるんじゃないでしょうか。

そんな想いの先に結ばれたとき、
きっとダナエのように美しく官能的な
あなたの姿があるはずです。

純粋培養された愛の証

クリムト 接吻 セラピー

ここでひとつお断りをしておくと・・・

「官能的な女であれ」なんて
偉そうなタイトルをつけてみたものの、
私はその言葉にふさわしい
セックスのテクニックとか知識を
持ち合わせているわけではありません(笑)。

もちろんパートナーシップにおいて
セックスはとても大切なもの。

これって特別なテクニックも
知識も持っていない私の
ただの願望でしかないのかも?
なんて思いつつ、
『ダナエ』から感じたことを
そのままお伝えするならば、

セックスとは
純粋培養された愛の証
なのだと思います。

それはふたりで
愛を育んでいくための
かけがえのない時間だから。

肉体も、心も、魂も、
すべてを開いて愛しましょう。

その肉体に、心に、魂に、
黄金の雨を浴びましょう。

愛という名の雨を浴びて
官能の花を咲かせましょう。

そして美しく輝く女になりましょう。

・・・

最後までお読みいただきありがとうございました♡

*あくあ*

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エロスとタナトス

みなさん、こんにちは。
セラピストあくあです。

ご訪問くださりありがとうございます♡

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東京都美術館で開催中の
「クリムト展」を見てきました。

グスタフ・クリムトは、
19世紀後半から20世紀初頭に
ウィーンで活躍した画家です。

芸術に関しての興味が
とっても偏っている私は
これまでクリムトについては
ほとんど無知でしたが、
今回初めて彼の絵画とじっくり向きあい、
心理学やスピリチュアル的な
気づきがあったので
シェアさせていただきますね。

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生命の円環|命はめぐる

クリムトは「生命の円環」をテーマとした
数多くの作品を残しています。

生命の円環 クリムト セラピー

こちらは初来日の『女三代』。

命はめぐる。
人は生まれ、老いて死に、
そしてまた生まれる。

仏教では「輪廻転生」
という思想があります。
そして東洋でも西洋でも古くから
「生まれ変わり」を描いた文学作品は
たくさんありますよね。

人生は「線」ではなく
「円」である

という概念は、
誰に教えられるわけでもなく、
人間の無意識のなかに
備わっているものなのかもしれません。

エロスとタナトス|生と死は表裏一体

生と死 エロス タナトス

芸術作品でも文学作品でも
生命の円環の描かれ方はさまざまですが、
クリムトの絵画の根底には
「生と死」
「エロスとタナトス」

というテーマがありました。

「エロスとタナトス」とは、
クリムトと同時代を生きた
心理学者フロイトが提唱した
人間の無意識における概念のひとつです。

エロスとは、生の欲動。
タナトスとは、死の欲動。
このふたつの本能は表裏一体である。

うーん・・・・
なんだか「???」って感じですよね。

人間は誰しも生きていくうえで
「幸せになりたい!」
という思いがベースにある
ものです。
これがつまり生の欲動ですね。

けれど、生きていれば
苦しいことは普通に起こるもの。
すると心のベクトルは
破滅の方向へ向かいます。
そして私たちの無意識は究極
その苦しみから解放されるために
「すべて壊してゼロにしたい!」
ってなるわけです。

この「ゼロにしたい」欲求が
すなわち「死の欲動」なのですが、
こうした無意識の破滅的傾向というのは
生命の円環に裏打ちされた欲動
と言うことができます。

すべて壊したい = 新しい自分になりたい

そう考えると、
エロスとタナトスが表裏一体
というのも納得できそうです。

フロイトの本能論について
正しく解説しようとすると
頭がこんがらかってきちゃうので(笑)、
これはあくまで私個人の解釈
だということをご理解くださいね。

・・・

実際、生と死をテーマとした
クリムトの絵画には、
エロスとタナトスを感じるものが
いくつもあります。

気軽に美術鑑賞をするつもりが、
まさか自分の思考が
人間の根源というところまで
及ぶことになるなんてびっくりです。

でも、これって実は
日常のなかにしっかりリンク
しているものだったんです。

クリムトの絵画と向きあっていたとき、
一枚のタロットカードのイメージが
私のなかで浮かび上がりました。

タロット「13. 死」の意味

タロット 死 生命の円環

恋愛相談のリーディングの際に
タロット「死」のカードが出てくると、
たいていの方は一瞬
ショックな顔をされます。

(๑º口º๑)

そりゃあ、そうなりますよね。

「DEATH」という文字そのものが
問答無用で恐怖心を煽ってくるし、
実際こんな死神が目の前に現れたら、
喜んでお出迎えするなんて
できっこありません。

でも、カードにこめられた意味を知れば、
怖がることなんて何もないんです。

タロット「死」のカードは、
生命の円環としての死を描いたもので、
あなたに「終わらせるべき何か」を
伝えようとしてくれています。

すでに役割を終えたもの。
もう必要がなくなったもの。
すっかり味わいつくしてしまった感情。
もはや「生気」がなくなった人間関係。

死とはそういったものたちのメタファーです。

つまりこのカードが出たときというのは、
あなたの生命エネルギーが
力を取り戻すために、
手放すべきものを

手放すタイミングが来ている
ということなんですね。

命が円を描いてめぐるように、
私たちは今この人生において、
成長という名の円環のなかにいます。

それは堂々めぐりではありません。
私たちの魂はあらゆる物事の生と死、
そして肉体の生と死を繰り返しながら、
螺旋を描いて上昇しているんです。

マゼンダオラクル 今世の課題 生命の円環

こちらはマゼンダ・ラブ・オラクル
「22. カルマ」のカードです。

人間はみな魂の成長のために、
このような螺旋階段を
一段ずつ昇っているんですね。

この螺旋階段、
今のあなたの目には
どんなふうに映っているでしょうか。

心が元気なエネルギーで
満ち溢れていたら、
「なんだか楽しそう!」
とワクワクして
どんどん昇っていけそうですよね。

でも、いつもそんな前向きに
ステップアップしていける人はいません。

日々のストレスで心が疲れ果てて、
昇る気力が湧いてこなかったり。
恋愛や人間関係の問題にぶち当たって、
このたった一段を上ることができず
しゃがみこんでしまうことだって
きっとあると思います。

タロットカードは、
そんなあなたの心強い味方。
あなたが今この螺旋のどのあたりに
いるのかを的確に示してくれて、
次に進むためのヒントを与えてくれます。

だからもし
タロットで「死」のカードが出ても
怖がらなくて大丈夫。

「死」は「生」と寄り添って
いつも私たちの心のなかにあります。

そしてその円環は
光り輝く理想の世界へと向かっています。

クリムトの絵画と向きあいながら、
そんなことを思ったのでした。

エロスとタナトスに支配されないために

クリムト エロスとタナトス

再び「エロスとタナトス」の
お話に戻りますね。

(おさらい)
エロスとタナトスは無意識の領域にあるもの。
エロスとは、生の欲動。
タナトスとは、死の欲動。
このふたつの本能は表裏一体である。

無意識というのは読んで字のごとく
「意識できない」もの。
それは私たちにすごく影響を与えていて、
無意識のなかで常に対になっている
エロスとタナトスは、
どちらかが優位になって
意識に上ってきます。

それがどんな状態なのか、
わかりやすく言うと↓こんな感じです。

エロス(生の欲動)
 =「幸せに生きたい」という無意識
 = ポジティブなエネルギー

タナトス(死の欲動)
 = 「破壊」「破滅」へ向かう無意識
 = ネガティブなエネルギー

前向きに過ごせる日もあれば、
落ち込んでしまう日もある。

ポジティブ思考で
がんがん行動できるときもあれば、
ネガティブ思考に陥って
ふさぎこんでしまうときもある。

そう、これってすごく当たり前のこと。

エネルギーの状態として、
100%ポジティブ
100%ネガティブ
なんてことはありえません。

よくスピリチュアルや
自己啓発の教えとして
「ポジティブになりましょう」
ということを言われますが、
この言葉を表面的に受け止めて
ネガティブを排除しようとすると
うまくはいかないものです。

しかも厄介なことに、
私たちの感情や思考のエネルギーは
ポジティブよりネガティブのほうが
ずっと強いため、
ネガティブを追い出そうとすればするほど
それはどんどんパワーを
増大させていくんです。

そんなネガティブな
エネルギーに支配されて、
「私はもうこの暗闇から
 抜け出せないんじゃないか」
と思いつめてしまう人もいるでしょう。

でも、どうか心配しないでください。
ネガティブな状態がそのまま
ずっと続くことはありません。
あなたはその暗闇から
必ず抜け出すことができるんです。

なぜなら、
自分がどんな状態であっても、
無意識のなかにはエロスとタナトス、
つまりポジティブとネガティブが
対になって存在している
からです。

もしも今すごく苦しい思いを
しているのだとしたら、
それは今のエネルギーの状態として
ネガティブが優位になっている
ということであって、
ポジティブが消えたわけではないんです。

たとえば、
こんなふうに↓イメージしてみてください。

私の無意識のなかには、
エロス(ポジティブ)さんと
タナトス(ネガティブ)さんという
双子のお友達がいる。

タナトスさんはとっても
わがままで厄介な存在だけれど、
エロスさんと同じように
あなたの心をかたち作る大切な友達。
大切なあなたの一部なんです。

だから、もしもネガティブに
振り回されそうになったときは
「今日はタナトスさんが
 やたら絡んでくるなあ」
という感じで受け入れてあげてください。

それは自分自身の心をそのまま認め、
許してあげるということです。

すると、無意識のお部屋に
引きこもっていたエロスさんが
「そろそろ私の出番かな」と
顔を出しはじめます。

そう考えたら、
ちょっと気が楽になりませんか?

ほんの少し意識するだけでいいんです。
自分の意識の持ち方が変われば、
エロスとタナトスが
暴れることはなくなります。
そして自然とバランスがとれるようになり、
健全なかたちで双方のエネルギーが
まわっていくようになります。

そんなエネルギーの好循環は
あなた自身が生み出すもの。

そのきっかけとして
タロットからのガイダンスをお伝えし、
あなたのエネルギーがよりスムーズに
循環できるようお手伝いするのが
私の役目です。

無意識のなかに存在する双子のお友達と
上手につきあっている自分を
イメージしましょう。

きっと今まで険しく感じられていた
螺旋階段の見え方も変わっていくはずです。

・・・

最後までお読みいただきありがとうございました♡

*あくあ*

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